最近よくコメントをくれる「光の君」。
芸大時代の後輩なんですが、彼にまつわるものすごいエピソード。
「芸術祭」と称する芸大の学園祭。
さまざまな演奏会が催されるなか、毎年恒例の邦楽科としての演奏会があり、
いつのことだったか忘れましたが、その中に我ら尺八専攻も出曲。
ソロが4人と演奏群10数名が、シンセサイザーから流れるBGMに合わせて演奏するという、
当時では非常に斬新な曲。
そのソロの中の一人に「光の君」がいたわけです。
僕はそのころ学生ではなく、助手という身分でしたので演奏には参加せず、ミキサーを前に
尺八やBGMの音量の調節などをして学生の演奏の統括をしていました。
さて本番。
ソロ4人にはピンマイクを仕掛け、尺八の音がシンセサイザーの音量に負けないよう、
かなりマイクレベルを上げていました。
その中でも、ひときわデカイ音を出している「光の君」、さすが・・・!
結果は上々。素晴らしい演奏でした。
さて、演奏が終わって、
徳:「みんな、いい演奏だったよ!かっこよかった!」
尺:「・・・ワイワイ・・・!・・・がやがや・・・!」
光:「先輩!聞いてくださいよぉ。オレのピンマイク取れちゃってたんですよぉ!」
徳:「えええっ・・・!(驚汗!!)」
そぉーなんです!
「光の君」、《マイク無し》で《マイク有り》の他の人よりデカイ音出してたんです!
すごい・・・、びっくり・・・、怪物・・・!
「光の君」、とにかく音がデカイ!!
しかも、音がデカイだけじゃなく、繊細な技術も的確!!
昔話をするとオヤジくさく思われますが、芸大尺八専攻、昔はすごいヤツらがごろごろ居ました。
みんなが切磋琢磨、先輩後輩無く、尊敬しあえる、そんな雰囲気でしたが・・・。
「光の君」は、間違いなく尊敬できる後輩の一人です。
しかしながら、尺八を離れると、バカなこともいっぱいやりました!
以前にも書いたこのぶろぐ。
「光の君」のサイトもご贔屓に、よろしくお願いします!
(かなり刺激的なサイトですので・・・笑)
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