携帯からの投稿でもご紹介しましたが、先日の大分での諸々のご報告。
別府温泉、地獄めぐりの一つ「血の池地獄」。
すごい!といえば、なるほどそうだが・・・。
そして長年の念願叶って「臼杵石仏」。
なぜか興味があって一度は訪れたいと思っていましたが、よほどのことがないかぎり
距離的にも無理だと考えていたところ、幸運にも大分にお稽古に通うようになり、
実現できたわけです。
雨の中、入り口を登っていきます。
いきなり現れる「阿弥陀三尊像」。
凛とした表情、しかし横からのやさしい姿に思わず合掌です。
「九品の阿弥陀像」
遠景。梅がきれいに雨に濡れて。
「如来三尊像」
両脇の同じく「如来三尊像」と「地蔵十王像」
「山王山石仏」
素朴な印象の仏像でした。
有名な、「古園石仏」
まろやかな表情の「大日如来像」。
雨の中、誰もいない石仏の前で、しばし時を過ごし。
石仏を望む遠景。
千年もの時を経た仏像に対峙するとき、自分の心の内を全て見透かされるような
ある種「恐怖」に似た感覚を憶えます。
時を経たということは、厚く、重く、尊いと思います。
石仏との出会いに、それを実現させてくれた目に見えない力に、感謝の一言です。
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